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中日新聞に「掛川流子育て応援事業「スキンシップのすゝめ」」の記事が掲載されました

日本タッチ協会代表理事 山口創が掛川市と共に取り組んでいるプロジェクト「掛川流子育て応援事業「スキンシップのすゝめ」」について、中日新聞に掲載されました!

すでに、スキンシップを増やした園のお子さんには、良い研究結果が得られているようです。

以下、中日新聞記事より転載いたしますので、ぜひご一読ください!

「 掛川市は、乳幼児の成長に家族との肌の触れ合いなどを呼び掛ける小冊子「スキンシップのすゝめ」を作製した。抱っこの効果やくすぐりあって遊ぶことを通して、心の安定をはじめ、好奇心や学ぶ力が高まると紹介している。四月から市役所などで無償配布している。

 市の乳幼児の子育て支援として、桜美林大(東京都町田市)の山口創教授とスキンシップの成果を検証する二〇一七年度からの三カ年事業の一環。市こども希望課によると、スキンシップで脳内の愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、信頼や安心感、親近感が深まることが分かっている。

 検証事業では、市内二つの認定こども園で、積極的にスキンシップする園と従来通りの園に分けて、オキシトシンの検査やアンケートを実施。スキンシップを増やした園の子どもからオキシトシンの分泌量が多い一方、多動や不注意の傾向が減る結果が得られた。

 市はこの結果を受け、小冊子を作製。スキンシップをとるための親子遊びをはじめ、目を見て話し掛けたり、絵本の読み聞かせで膝の上に子どもを置いたりすることの大切さなどを紹介している。

 市こども希望課の沢崎知加子課長は「適切なスキンシップの普及啓発で、子どもたちの健やかな成長につなげたい」と話す。小冊子は子育て支援センターや図書館などに配布され、五月初旬には市ホームページに掲載する。(問)市こども希望課=0537(21)1205」